なぜロードバイクが好きか、改めて考えてみた。
ロードバイクを好きになったのは、結局何でだろう?と、ふと今日は考えてみた。
思えば、始めたのはある程度の歳になってからだった。 若い頃からやっている人に比べれば出遅れているけれど、だからこそ余計に新鮮だったのかもしれない。
最初は本当に大変だった。たった10km走るのすら一苦労で、ペダルを回す脚は重いし、何よりお尻の痛みには毎回泣かされた。
サドルが合わないのか、自分の体が慣れていないのか、悶絶しながら帰宅した日も数え切れない。
それでも、辞めずにここまで来られたのは何故だろう?
私は正直スピードは遅い方だ。でも、その遅さがまた楽しい。
チームに入ったり、仲間とワイワイ走ったりするのも楽しそうだけど、結局私はいつも1人で練習している。
競争ではなく、ただ自分のための時間になっている。
今日のいつもの河川敷の道だってそうだ。
速く駆け抜ければ一瞬で終わってしまう風景を、私はじっくり味わう。
冬の澄んだ空気は鼻を通り抜けるたびに冷たいけれど、それがまた心地いい。 川面はキラキラと光を反射して、遠くの山の稜線がくっきりと見える。少し立ち止まって、土手沿いの草木の匂いを深く吸い込む。
人目を気にせず、ただひたすら自分のペースでペダルを回し、疲れたら足を着いて景色を眺めて呼吸を整える。
そうして、昨日できなかったことが今日少しできるようになっている。
この小さな成長と、ゆったりとした時間の流れを感じられる瞬間が、私にとって一番のご褒美なのかもしれない。
今日の帰り道も、この素敵な風景をもう一度味わいたくて、少しだけ遠回りして帰ります。
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